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2023/05/03 15:46
ZASSHU創刊号の制作話の続き。
ずっと書こう書こうと思っていたのに日々のやることに追われてなかなかできていなくって。。もう1年弱経ってしまいましたが、記しておきます。
『ZASSHU STORY』と題して取材させていただいた3家族について。
まず1人目はウニと茶豆がいる年光家。
年光さんは私がインスタをはじめた当初から温かいコメントをくださったり、いち早く企画に参加してくださったりと、ずっと応援してくれていた1人。そして、ほぼ毎日上げているというウニと茶豆への愛がだだ漏れているインスタがとても印象的で、お話聞いてみたいなと思い最初に声をかけさせていただきました。
お話を聞いたら、本当にイメージ通りでウニと茶豆が可愛くて仕方がないといった印象そのまま(笑)。「もう何をやっても可愛いから、瞼にシャッター付いてていつでも写真が撮れればいいのに」と言っていたのには「そんなにか!」と笑わせてもらいました。
ウニと茶豆は正反対の性格で、ウニは人が大好きな甘えん坊。茶豆は怖がりで慎重派。茶豆は野犬だったこともあって人との生活に慣れるまでいくつかハードルはあったようですが、そのハードルを社交派な先住犬のウニが「遊ぼう!遊ぼう!」とぐいぐい下げていってくれたというお話。その様子がイメージできて、なんだかほっこりしました。
似たもの同士でないからこそ、ふたりのキャラクターがどちらも際立っていて、とってもいいコンビなんだなと感じました。
次にWILLくんと船田さんご家族。
取材は基本的にインスタの投稿を日々見ていて「この子はどんな子なんだろう?」「ちょっと話聞いてみたいな」と率直に思った方にお声かけしているのですが、WILLくんの場合は「目」が気になってお願いしました。
目が気になると言っても何か特徴があるというわけではなく、船田さん本人も書いてあったのですが、なんとなくの表情が今にも人の言葉で何か喋りかけてきそうな感じがするな〜と思ったのがきっかけです。
WILLくんの場合はとっても知的なお顔立ちという第一印象で大人しいイメージがあったのですが、実はとってもアクティブでやんちゃな一面も。船田さんからお話を聞いていると、途中で「遊びに連れて行け〜!」と言わんばかりにキュンキュン鼻を鳴らして甘えていて、そのギャップがとても可愛かったです(笑)
保護犬のことはWILLくんを飼う前、テレビで見るまでほとんど知らなかったという船田さん。それでも、ひょんなことから想定よりも大きなWILLくんと出会って、今ではWILLくん無しの生活は考えられないとおっしゃっていた様子を見ると、やっぱり知ることって大事なんだなと思いました。
最後にPOCOちゃんと三輪さんご夫婦。
三輪さんご夫婦は、お二人ともとってもお話し上手で面白エピソードをたくさん聞かせてもらいました。
お家に来てすぐの時、ゲージの外に点々とおやつを置いていったらゲームのセーブポイントみたいに1つ食べたらいったんゲージに戻っていたという話、真冬にお迎えしたのにPOCOちゃんのにおいがすごくって窓全開で2人してダウンを着込んで「かわいいね〜」と眺めていたという話。どれも想像したらクスッと笑えるし、夫婦の仲のよさも垣間見れるようなエピソードがとっても素敵でした。
POCOちゃんはお散歩が怖かったり、他の犬と遊ぶことが得意でなかったり、戸惑う部分もたくさんあったと思うのですが、それでも自分たちなりに色々調べて、向き合っている様子はもう好感しかありません。
人と犬との関係性は本当に色々だなと3家族のお話を聞いて改めて思ったのですが、三輪さんご夫婦の場合はPOCOちゃんのことを最高に愛のあるイジりで可愛がっている印象を受けました。そういう姿勢だからこそ、戸惑うことがあっても悲観的にならずに最終的には笑って受け止めていられるのかなと思いました。
以上の3家族にお話を聞かせてもらった『ZASSHU STORY』。
取材なんて全くの素人だし、まだ世に出ていない未知数の雑誌のために快くお話聞かせてくださった3家族には頭が上がりません。
いろんな犬がいて、いろんな家族があって、いろんな出会いがある。
何も感動的な出来事はなくても、ただ出会ったときのお話、なんてことない日常のお話を聞くだけで、既に保護犬を飼っている方は共感することも多いと思います。そして、まだ飼ったことのない方には「私が飼ったらこんな感じかな」「こんな風に犬と家族になってみたいな」と思ってもらえるといいなという想いで制作しています。